職能研
福島職業能力開発研究協議会について
福島職業能力開発研究協議会(職能研)は、中学校特別支援学級、特別支援学校の生徒及び卒業生の職業能力の開発と、学校・企業・就労支援事業所とが連携して雇用促進及び就労の定着を図ることを目的とした協議会です。会の創立は1971年(昭和46年)で、今年で53年となります。創設当時、生徒の就職活動に苦慮していた多くの特別支援学級担任の先生方の熱い思いに共感した、故 田中善六初代会長(株式会社クラロン元社長)が、障がいがある生徒が社会人として自立し、生涯にわたって働き続けることができる雇用環境を構築すべきとの信念から、多くの教育関係者とともに福島市中学校職能開発研究協議会が設立されました。その後、設立の趣旨に賛同する事業所も入会いただき、企業会員の方も次第に増えてきたところです。また、活動範囲の拡大と一層の充実を期して、名称を「福島職業能力開発研究協議会」と改め、今日に至ってます。2020年(令和2年)には、創立50周年を迎え、創立時とは障がい者をとりまく環境も変わってきたところですが、創立時の信念はそのままに、その都度その時の障がい者就労に必要な活動を進めてきたところです。現在は、「障がい者が勤労者としての誇りを持ち、社会人として自立するための励みとする。」「障がい者をすぐれた勤労者として、または成長が著しいとして認めることで、職場定着を図る。」ことを目的とし、永年勤続者表彰や勤労者表彰、中学校特別支援学級に在籍している生徒を対象とした事業所見学会、本会の活動や特別支援学級や特別支援学校からの進路状況などをお知らせする「職能研だより」の発行などの活動を行ってきています。
福島職業能力開発研究協議会会長
村 上 徹
福島職業能力開発研究協議会事務局福島大学附属特別支援学校
〒960-8164 福島市八木田字並柳71番地
電話024-546-0535 FAX024-546-5480
担当 教諭 熊谷千晶